【2025年4月施行】育児中の残業制限が小学校入学前まで拡大!事業主が知っておくこと


こんにちは!今回は、2025年4月から始まる「育児中の残業制限の拡大」について、事業主の皆さんに分かりやすくお伝えします!

「そういえば、育児中の従業員の残業って、どんなルールだったっけ?何かあった?」

もしかしたら、そんな風に思っている方もいるかもしれません。
従業員から「育児中なので残業できません!」って言われて、「え、そうなの?」ってならないように、ここでしっかり確認しておきましょう!

改正前はどうだった?

まず、改正前のルールを簡単におさらいしましょう。

従業員からの次のような請求があったら会社はOKしないといけません。

  1. 【3歳まで】 残業は基本的にできません!
  2. 【小学校入学前まで】 残業はできても月24時間、年150時間までです!
  3. 【小学校入学前まで】 夜遅くの勤務はできません!

こんな感じだったんです。

それが、今回の改正でこうなります!

  1. 【3歳まで】 残業は基本的にできません!

ここが

  1. 【小学入学前まで】 残業は基本的にできません!

に代わります。

つまり、育児中のパパママは、もっと育児と仕事を両立しやすくなります。

「でも、これってママだけの話でしょ?」

いえいえ、そんなことありません!パパだって堂々とこの制度を使えます!育児は夫婦でするもの、男女関係なく使えるのは素晴らしいですよね!

あ、でも、会社の管理職の方は、ちょっと例外なんです。管理職は、労働時間のルールがちょっと違うので、今回の改正は対象外となります。

会社がやるべきことは?

今回の改正にあたって、会社が対応すべきことはこの2つ!

従業員のみんなに伝えよう!

新しいルールや会社の育児制度について、みんなに分かりやすく説明しましょう。

育児中のパパママだけでなく、全員に伝えるのがポイントです!

会社のルール(就業規則)も変えよう!

改正後の法律に合わせて、会社のルール(就業規則)も変更する必要があります。

変更したら、労働基準監督署に届け出るのも忘れずに!

知っておきたいこと

従業員から「残業できません!」って言われたら、基本的には「OK!」と言ってあげましょう。

「残業できません!」の伝え方は、メールでもLINEでもOK!

新しく入った社員も、子どもが小さければ対象になる可能性があります。入社1年未満の社員を対象外にすることもできますが、そのためには労使協定が必要です。

今回の改正は、育児と仕事を両立したいパパママを応援するためのもの!
従業員が安心して働ける環境づくりは、会社にとってもプラスになります。みんなが働きやすい会社を目指して、一緒に頑張りましょう!


本記事は、事業主の皆様に分かりやすく情報提供を行うことを目的としています。法律の内容を噛み砕き、具体的な対応策を提示するため、一部詳細を省略している場合がございます。

本記事の内容に基づいて生じた損害について、一切の責任を負いかねます。あらかじめご了承ください。